本郷桜舞太鼓

ほんごうおうぶだいこ

Hongo Oubu-daiko

所在地 : 岩手県釜石市

種別 : ⾳楽

桜舞太鼓は岩手県釜石市唐丹町の天照御祖神社式年大祭(現在の釜石さくらまつり)の唐丹町本郷地区手踊り太鼓として昭和28年に考案者である三浦徳松氏の指導の下、本郷地区の青年達により発足され、以来その技を磨きながら伝承されてきた太鼓です。
桜舞太鼓の特徴は、桜の花びらが舞い散る様をイメージした、一糸乱れぬ勇壮で華麗な撥捌きの「桜舞流舞打ち」にあります。
平成に入ってからは、創作曲にも目を向け、平成13年に結成された「鼓舞櫻会」が桜舞流舞打ちの伝承を担いながらも創作和太鼓へも力を注ぎ、各種イベントへ「桜舞太鼓・鼓舞櫻会」として参加しています。
平成23年3月11日、東日本大震災による大津波にすべて飲み込まれる被害に遭いながらも、地元釜石は元より全国より支援・応援を受け、同年5月より再起を計り、同年7月には復活を果たし、現在は、鼓舞櫻会櫻響館を拠点として活動しています。