三陸国際芸術祭2018

三陸国際芸術祭

https://sanfes.com/2019/

Ⅰ 三陸国際芸術祭 趣旨
東日本大震災で大きな被害を受けた三陸沿岸地域は、世界でも類を見ない芸能の宝庫です。 青森・岩手・宮城の三県だけで、2,000以上の郷土芸能の団体が存在していると言われています。 本芸術祭は、三陸沿岸という土地で幾世代もの伝承を経て根付き、今も脈々と受け継がれている「郷土芸能の魅力の発信」と、「国内外との芸能を通じた交流」を目的に2014年から毎年開催しています。国際芸術祭という形で開催することにより、三陸の郷土芸能が世界と繋がるきっかけとなり、多様な文化との交流を通して、震災からの「文化・芸術による復興」に取り組むことを趣旨とします。

Ⅱ 三陸国際芸術祭 3つの狙い
(1)三陸とアジアの芸能、現代芸術の交流を通じ、三陸の郷土芸能の魅力を国内外へ発信する。
(2)郷土芸能が国内外から注目される機会を増し、郷土芸能の活性化、後継者獲得・育成の機会に繋げる。
(3)三陸地域での新たな文化・観光プログラムモデル開発の機会とし、地域における持続可能な文化資本の獲得を目指す。

Ⅲ 三陸国際芸術祭テーマ:「宿ル」
今年度のアジアからの招へい団体であるインドネシアのジャティランと、三陸の郷土芸能の共通するものー踊りや衣装の中に、神様や獣、人間の狂気などが「宿って」いることではないだろうか、とプログラム会議の中で話し合った。東北では、鹿踊りの「鹿頭(シシガシラ」に神が宿っているといわれ、神楽が巡業する「神楽宿(かぐらやど)」も現在も存在し、宿と神楽が一体化している。踊りや芸能に共通する「宿る」を今年のテーマとして展開していきたいと考えています。

Ⅳ 三陸国際芸術祭 全体概要
三陸国際芸術祭は総延長600kmに及ぶ三陸海岸沿エリアを舞台にした「三陸の芸能」、「アジアの芸能」、「現代の芸術」が共鳴する芸術祭です。東⽇本⼤震災で被災した三陸の復興に向けた取組として、2014年から開催されており、今年は「八戸、宮古、大船渡」にて開催。『宿ル』をテーマに、神霊等の宿る国外・地域の芸能団体、現代アーティストを招き、地域住民、来場者らとの様々な交流機会を設け、冬開催ならではのプログラムを実施する。
 
1.名称:三陸国際芸術祭
2.テーマ:『宿ル』
3.会期:2019 年2月〜3月
4.主な出演者
三陸の芸能:開催地域の芸能団体等
アジアの芸能:ジャティラン(インドネシア)2グループ「Krincing manis 」「New Zuguz Gedroex」
現代の芸術:国内のダンサーほか、現代アーティスト等

Ⅴ.開催プログラム
(1) 地域プログラム※複数地域で芸能や芸術の「鑑賞」「体験」「交流」のプログラムを実施。
■宮古プログラム 2月9日(土)〜11日(月祝)
■八戸プログラム 2月22日(金)〜24日(日)
■気仙プログラム 3月1日(金)―3日(日)、10日(日)
(2)縦断プログラム~海外舞踊:三陸縦断の旅~ 2月7日(木)〜3月7日(木)
■主催プログラム開催地以外の地域に赴き、アウトリーチや小規模の公演等を実施。
(候補地域:階上町、久慈市、普代村、田野畑村、岩泉町、大槌町、住田町)
(3)連携プログラム
■[国際交流基金アジアセンター関連企画](仮) 2月〜3月

Ⅶ-1 地域プログラム [宮古プログラム] 

  1. 会期:2019 年2月9日(土)〜11日(月祝)
  2. 会場:イーストピアみやこ、宮古市民文化会館、東屋、三陸鉄道、
  3. 出演団体
    海外芸能団体:ジャティラン「Krincing manis」
    国内芸能団体:末角神楽(宮古市|川井)ほか、5団体を予定。
    現代ダンス:中村蓉(振付家・ダンサー)
  4. スケジュール:
    2月9日(土)
    11:00 『三陸国際芸術祭オープニング』会場:イーストピアみやこ 交流プラザ
  1. 『 宮古ダンス借景インスタレーション』
  2. 13:00 『雪中に観て習う—末角神楽—』会場:末角神楽
  1. 2月10日(日)
    13:00 『みやこ郷土芸能祭×三陸国際芸術祭』会場:宮古市民文化会館 大ホール
  2. 17:00 『ヒガシデアエル×三陸国際芸術祭』会場:東屋(シネマ・デ・アエル )  
  1. 2月11日(月・祝)
    11:00 『三陸芸能列車—芸能と童話の旅』会場:三陸鉄道(宮古駅発)

Ⅶ-2.地域プログラム[八戸プログラム]


八戸ではこれまで、地元の芸能である神楽やえんぶりの他、国外から韓国のトブロン農楽団、インドネシアのチルボン仮面舞踊にご出演いただき、その芸能が持つ圧倒的な個性(踊り、音楽、装束等)に、鑑賞した多くの市民や出演団体が感動を受け、交流が生まれた。3回目の開催となる今年は、こうした海外組との積極的な交流を視野に入れ、若手が活躍する地元八戸の神楽2組に加え、同じ青森でも異なる文化圏を持つ津軽の獅子舞を招聘する。異なる地域の芸能との交流が若者たちの心に火をつけ、東北とアジアが芸能でつながっていくように、公演の中でも、それ以外の時間でも相互に交流が生まれるようなしかけを考えていく。

  1. 会期:2月22日(金)・23日(土)・24日(日)
  2. 会場:八戸まちなか広場「マチニワ」、南部会館、鮫町生活館
  3. 出演団体:市川神楽(八戸)、鮫神楽(八戸)、松森町津軽獅子舞(弘前)、ジャティラン
       現代芸術アーティスト:ヴィヴィアン佐藤(美術家、ドラアッグクイーン)
  4. スケジュール:
     2月22日(金) 
     19:00-20:30 『習いに行くぜ!鮫神楽』会場:鮫町生活館  
  1. 2月23日(土) 会場:八戸まちなか広場「マチニワ」
    13:00-14:30 ヴィヴィアン佐藤『ヘッドドレス作りワークショップ~装束に宿る~』    
  1.     
  2. 15:00-17:30 『マチニワ公演~街の新空間に宿る~』(無料公演)  

2月24日(日) 会場:南部会館
13:00-16:30 『南部会館公演~八戸城跡に宿る~』(有料公演)

Ⅶ-3 地域プログラム [大船渡プログラム]


大船渡プログラムでは、2017年の三陸国際芸術祭に引き続き、大船渡駅前のキャッセン大船渡を舞台に、アジアの芸能、三陸の芸能、そして現代芸術が出合う場をつくる。また、芸能団体による芸能体験、震災語り部ツアーも開催。

会期:2019 年3月1日(金)〜3日(日)、10日(日)

会場:大船渡駅前施設、各芸能団体伝承館、ほか

出演団体: 地元芸能団体:鹿踊り、剣舞、虎舞、海外芸能団体:ジャティラン「New Zuguz Gedroex」、現代ダンス・パフォーマー

スケジュール:
3月1日(金) 
前夜祭 ~キャッセンの夜に宿ル~』 会場:キャッセン大船渡
3月2日(土)・3日(日)
『大船渡駅前劇場 ~駅前に宿ル賑わいを~』 会場:キャッセン大船渡・周辺施設

『語り部ツアーまちに宿ル記憶~ 』


『習いに行くぜ!東北へ!!番外編「インドネシア・ジャティラン」』

『巨石装置五本松 伝播』 会場:大船渡市三陸公民館

『まるごと芸能体験館×三陸国際芸術祭』<連携事業>


『大交流会~キャッセンの夜に宿ル~』会場:キャッセン大船渡


 3月10日(日)<連携事業>
三陸発!市民参加ミュージカル 『アジア 神々の系譜 〜すべてが民俗になる〜』  平成30年度 文化庁戦略的芸術文化創造推進事業 会場:大船渡・リアスホール・マルチスペース

Ⅷ ジャティラン 三陸縦断の旅
2019年2月11日[月祝]-2月28日[木]
インドネシア芸能のジャティラングループ(クリンチン・マニス、ニュー・ズグス・グデュッルッ)が三陸を旅します。それぞれが三陸沿岸を巡り、各地の芸能と交流。ときには小学生と、ときにはベテランの大人と。言葉の壁を越え、文化の違いを越え、なにが生まれるのでしょうか。その瞬間をご覧あれ!
クリンチン・マニスの旅 宮古市〜田野畑村〜大槌町
ニュー・ズグス・グデュッルッの旅 八戸市〜階上町〜久慈市〜住田町〜大船渡市

2月11日(月祝)田野畑村・三陸下北芸能交流会 甲地鹿踊、管窪鹿踊・剣舞 @アズビィホール


2月13日(水)大槌町・大槌芸能交流会 大槌町虎舞協議会 @大槌町文化交流センター おしゃっち


2月25日(月) 階上町・赤保内駒踊り@赤保内小学校体育館


2月26日(火)久慈市・ 夏井大梵天神楽@夏井中学校体育館


2月28日(木)住田町・五葉山火縄銃鉄砲隊@上有住地区公民館

Ⅵ 開催クレジット(全体) 
主催│三陸国際芸術推進委員会、国際交流基金アジアセンター、NPO 法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク
共催│八戸市、宮古市、大船渡市、久慈市、階上町、岩泉町、大槌町、住田町、普代村、田野畑村、三陸鉄道株式会社、 NPO 法人いわてアートサポートセンター、(公社)全日本郷土芸能協会、(一社)アーツグラウンド東北、みんな
のしるし合同会社、ヒガシ・デ・アエル準備事務局、
助成│損保ジャパン日本興亜「SOMPO アート・ファンド」(企業メセナ協議会 2021 Arts Fund
協賛│いわて文化振興プロジェクト(真如苑)
協力│トヨタ自動車株式会社、NPO 法人震災リゲイン、東北文化財映像研究所、 NPO 法人プラス・アーツ、一般社団法人つむぎや、なつかしい未来創造株式会社、 NPO 法人 地球対話ラボ、シネマ・デ・アエル プロジェクト、有限会社コンテンツ計画、三陸みらいシネマパートナーズ

Ⅶ 全体実施体制
プロデューサー/佐東範一 (NPO法人JCDN)
プログラムディレクター/宮古プログラム:坂田雄平(NPO法人いわてアートサポートセンター)
八戸プログラム:今川和佳子 ((一社)アーツグラウンド東北、PROA LLC.)
大船渡プログラム:佐東範一+ディレクションチーム
海外芸能ディレクター/前川十之朗 (みんなのしるし合同会社) 、武藤大祐 (舞踊評論)
郷土芸能ディレクター :小岩秀太郎 ((公社)全日本郷土芸能協会)
郷土芸能アドバイザー:阿部武司 (東北文化財映像研究所)
フェスティバルマネージャー/千田優太 (JCDN岩手 、(一社)アーツグラウンド東北) /神前沙織 (JCDN)
広報/坪井奈穂美(JCDN岩手) 広報アドバイザー/相澤久美(震災リゲイン)
三陸国際芸術推進委員会事務局アドバイザー/相澤久美、坂田雄平
フェスティバルアドバイザー/稲田奈緒美 (舞踊研究・批評) /吉本光宏 (ニッセイ基礎研究所研究理事)     (五十音順) 

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