錦町虎舞

にしきちょうとらまい

Nishiki-cho Toramai

団体名 : 錦町青年会

所在地 : 岩手県釜石市 釜石

種別 : シシ芸

錦町虎舞は、門前虎舞と称したが町名の変更により錦町となり、現在は浜町3丁目となっているが、前町名のまま「錦町虎舞」と呼称している。
虎頭も古昔は権現頭を虎様に彫刻したものを使用していたが、大正期に門前居住の藤沢高一氏により工夫製作された張り子製となりよりリアルなものに変化し、軽くて自由に虎頭を動かせることにより、舞が活発勇壮に踊るようになったと同町の虎舞の長老故澤田長助氏は語っていた。
舞歴としては、毎年10月の尾崎祭、6月の綿津見祭の祭礼供奉の他、各種芸能大会で披露されている。
錦町虎舞は市内虎舞団体の中でも重厚で内容豊かな代表的団体といわれている。その他として刺鳥舞、狐獲り、おかめ漫才、御祝、甚句等も伝承されていた。