常龍山御神楽

じょうりゅうざんみかぐら

Zyoryu-zan Mikagura

所在地 : 岩手県釜石市 唐丹町

種別 : シシ芸

常龍山御神楽は「権現さま」と称する「獅子頭」をもって舞う踊りである。
その由来には、「常龍山大権現」と称された天照御祖神社に奉納する“御神楽”であるとともに危難をはらう舞とされている。
この御神楽に奉持される「権現さま」の歴史を辿ると発祥は「岩沢権現」といわれ、赤獅子頭であったのを、寛永3年に常龍山に安置され、いわゆる「常龍山権現」として奉持されるようになった。
大津波や凶作、悪疫の流行のときなど、この「権現さま」を持ちだし、危難払いのために舞ったのがそのはじめであるといわれている。