平田神楽

へいたかぐら

Heita Kagura

所在地 : 岩手県釜石市 平田

種別 : 神楽

平田神楽は、およそ100年前館山神社を建設した際に奉納しようと祭事を行ったのが始まりと言われています。当時地域講中があり、小槌の藤原重太なる者に指導を受け、代表者の佐藤亀太郎氏と青年団体が率先して当時20人ぐらいで習い始めました。
当時は、家内安全と大漁満足、火災・災難を清めるため毎年正月には、春祈祷として太鼓、手平鉦、釣竿等道具一式をかついで地域の全家庭を廻って歩きました。しかし、後継者不足と世代の変化のため40年ほど前から春祈祷をやめました。
現在は、お祭り事や祝い事の時に踊る清め祓いの舞、恵比須舞、御神楽の舞を受け継いで踊っています。(平成29年(30) 第23回郷土芸能祭パンフより)