吉浜鎧剣舞
よしはまよろいけんばい
Yoshihama Yoroi Kenbai
団体名 : 吉浜鎧剣舞保存会
所在地 : 岩手県大船渡市 三陸町吉浜
種別 : 踊り(三陸国際芸術祭過去出演団体)
三陸国際芸術祭出演 : 2017 大船渡
少なくとも200年以前から行われていたが、記録、道具類を保管していた庭元(屋号「しも」)が1933年類焼火災で焼失したため、詳細は不明である。
第2次世界大戦後しばらく途絶えていたが、これを復活するため、昭和23年地域の青年有志が、 木川田豊三郎氏(屋号「横道新屋」、昭和10年頃まで踊りの中心的存在)、小松友治氏(屋号「下前」)等に習い今日に至っている。
踊りを奉納する場所は、最初に地区内の初盆を迎えた家(新仏のある家)を廻り、次にこの踊りを教え伝えた、いわば師匠格の人々の家を廻る。
また、現在は行っていないが、昔から戦前まで、盆中には本郷地域内の全戸を廻ることが、変わらず忠実に守られていたという。
明治の中頃までは、近隣の剣舞と互いに演技する慣しであったという。
昭和五十八年に三陸町無形民俗文化財に指定され、大船渡市と合併後は、市無形民俗文化財となり、現在に至っている。
市指定1999年
震災による被害なし。2011年11月 大船渡市郷土芸能まつりでゲスト出演するなど以後活動中(2011年11月現在)
The Yoshihama Yoroi Kenbai, an armor sword dance, has been performed for at least 200 years, but its roots are left unknown as the resources kept by the grandmaster and head of activities were destroyed by the 1993 fire.
Activities were cut off for a while after World War II, but in 1948, young local volunteers learned from those who were the main dancers around 1945, and have continued its inheritance to this day. Although this is an armor sword dance, it is also said to be a hane (leaping) sword dance from its fierce and fast tempo choreography. It has also been called, “Gashi sword dance”, as it started at the time of famine.
【Movie】