坂本沢鹿踊り

さかもとざわししおどり

Sakamotozawa Shishi-odori

団体名 : 坂本沢芸能保存会

所在地 : 岩手県大船渡市 日頃市町

種別 : シシ芸

坂本沢鹿踊りは、今から240年前、明和3年(1766)8月、 庭元である屋号:案堵屋敷十二代「卯太郎」が二十歳の頃、与力として仙台公に仕えていた当時、宮城県本吉地方へ出入りしており、歌津村与力伝七という人と親交の間柄であった。
伝七は、本吉郡入谷村神崎様御将覧祓入行山流鹿踊り初代行山免四郎兵衛より六代目を相伝しており、卯太郎は伝七の弟子であることの証文を明和3年7月8日、また、後のための相伝のものなりとして明和3年8月吉日、本吉郡伝七より卯太郎殿惣門衆中として相伝状を頂いている。
更にまた、それより22年後の寛政10年(1798)7月、入谷村鹿踊り九代行山免弥惣治という人から、歴代行山免の年代表を授かり、庭元:案堵屋敷に保存されている。
市指定1976年
2012年11月気仙郷土芸能まつりなど継続的に活動中(2013年5月現在)