五葉念仏剣舞
ごようねんぶつけんばい
Goyo Nenbutsu Kenbai
所在地 : 岩手県住田町 上有住 五葉地区公民館
種別 : 踊り
「鎧けんばい」の一種であるが、踊りは口々に念仏を唱えながら進行するので、「念仏けんばい」とも呼称される。踊りの元祖は、紺野八太郎という人で、仙台公の庭前において、かねて心得ていた「けんばい」を舞い、大いに賞賛されたという。踊りを更に充実させるため、中沢集落の兵太郎を北前地方へ数年に渡り修業に派遣した。帰省後同けんばいをより充実させ完成した。お盆行事に先祖に感謝と供養の念を捧げ、併せて五穀豊穣を祈願する郷土芸能として演じられてきた。現在も神社祭礼(五年毎)で披露されている。