八太郎えんぶり組
はったろうえんぶりぐみ
Hattaro Enburi-gumi
団体名 : 八太郎えんぶり組
所在地 : 青森県八戸市 八太郎生活館(八戸市八太郎)
種別 : ⽥植踊
三陸国際芸術祭出演 : 無
えんぶりは、年の初めに豊作を祈願して、農事を模して演じる田植踊りで、馬の頭をかたどったといわれる華やかな烏帽子を着けた太夫による摺りと、多彩な祝福芸を組み合わせて上演します。
「八戸えんぶり(豊年祭)」は、2月17日早朝長者山新羅神社参拝から始まり、その後中心街を練り歩きます。巡行中えんぶり組が一斉に上演する「一斉摺り」は圧巻です。20日までの八戸えんぶり期間中は、市内各所で門付けや公演を行います。
御前えんぶり組の一つである八太郎えんぶり組は、寛政年間(1789~1801)には既に活動していたことが古文書から明らかになっています。3人の太夫によるドウサイえんぶりで、摺り込み・摺り始め、松の舞、苗取り、田植え、南部大黒舞、恵比寿舞、中の摺り、大黒舞、八戸小唄、南部もちつき唄、狂言(瓜もぎなど)、摺り納め・畔止めなどを伝承しています。
さらに、指導している八戸市立北稜中学校えんぶりクラブも八戸えんぶりに参加しています。国指定重要無形民俗文化財。