中野神楽保存会

なかのかぐらほぞんかい

Nakano Kagura Hozon-kai

団体名 : 中野神楽保存会

所在地 : 青森県八戸市 八戸市立南郷公民館南郷分館(八戸市南郷中野字樋河ノ上)

種別 : 神楽

三陸国際芸術祭出演 : 無

中野神楽は、権現様と呼ばれる獅子頭を奉持し、家内安全や厄払いなど様々な願いに応じて、儀式的な演目や曲技的な舞を演じる山伏系神楽の一つです。
中野地区の月山神社には享保15年(1730)の銘を獅子頭が残されていることから、相当の歴史がある神楽です。江戸時代月山神社には大蔵坊という山伏がいたとされ、その配下の人たちが神楽を行ったと考えられています。明治以降一般の人々によって伝えられ現在に至ります。
現在は、中野地区の月山神社例や市野沢稲荷神社、軽米八幡宮で奉納するほか、隔年で旧暦小正月に春祈祷を行い家々を門付けします。演目は権現舞、三番叟、番楽、翁舞、山の神、荒神舞、武士舞、剣舞、盆舞、杵舞を伝承しています。八戸市指定無形民俗文化財。