荒川熊野神社恵比須舞

あらかわししおどりくまのじんじゃえびすまい

Arakawa Kumano-jinja Ebisu-mai

所在地 : 岩手県釜石市

種別 : 神楽

荒川鎮座熊野神社は、文治三年(1187年)、後鳥羽天皇の御代に海上安全、火防、五穀豊穣の守護神として紀州熊野より分霊を勧請し、当地に熊野大権現を建立安置したのが始めといわれています。
当熊野神社の例祭日は旧9月28日ですが、旧正月18日は「お塩取り」と称し、海辺に出て海神に熊野権現御神楽を奉納し、航海の安全と大漁を祈願してから五穀豊穣と悪魔祓い行事が行われています。
この熊野権現御神楽の舞の後に踊られたのが、熊野神社恵比須舞です。しかし、この恵比須舞は戦後の一時期跡絶えていましたが、近年有志の熱意により復活したものです。
舞の形は以前と比べて振付直しもありますが、古式ゆかしい素朴な踊りです。